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【2025/05/02 11:58 】 |
スプレーを使う必要があった理由


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グラフィティをスプレーで描いた理由

グラフィティは元々アメリカのブロンクスで発祥した黒人文化になります。
当時、世に認めてもらえない黒人が世の中に対して自分の存在及びメッセージを発信したのが始まりです。
自分のスタイルを確立し、グラフィティとして形に残したのです。

当然、ブロンクスは荒地だったのでビルは確かに目立つのですが、
その場だけで発信しても世にメッセージを伝えることが出来ません。
そこで、自分のメッセージを多くの人に伝える媒体として最適だと考えたのが、地下鉄だったのです。

地下鉄のような大きくデコボコしたものにペンや筆で描いていては、時間もかかるし大きな作品など到底描けません。
しかも、違法行為!のらりくらりと描いていては警察に捕まってしまう。
日本などと比べものにならないくらい、グラフィティに対する刑は厳しいのです。

そこで、スピーディーに凹凸に影響を受けにくいスプレーが最適だと考えられたのです。
短時間(夜から朝にかけて)で仕上げる事が出来るし、乾きも早い。

地下鉄に描けば、NYを自分の作品が走り回るのです。
当然、落書きされたからといってその電車を使わないと言う事はしません。
ライターにとってみたらこれ以上にない宣伝媒体だったのです。

日本とアメリカの違いは、実は町で完結している事です。
アメリカは大きい分、小さな町で完結するのです。
どういう事かと言うと、日本の渋谷で起こした事が必ずしも認知されるとは限りません。
北海道でも九州でも起こして始めて認知されるのですが、
アメリカは町、例えばNYだけで戦略を行えば十分に流行らす事が出来るのです。
この方法で、立ち上がったブランドは多くあります。

町にステッカーを貼りまくりNY内で認知させた。
NYを拠点にして世界に展開と言った具合です。
日本では、考えられません。渋谷でステッカーをべたべた貼ったところで
そんなのあったのとなる程度です。

アメリカは町と町が慣れているので、町がひとつの国のような感覚なのかもしれません。
だから、町にはダウンタウンがあるのです。日本で言えば都心ですね。
このように、もしグラフィティが日本で発祥していたら全く流行らなかったかもしれませんね。
昔あった暴走族の落書きのように。アート性のない単純な落書きだったと言う事もありますが、
この小さい国だからこその町が統一している事もあるのかもしれません。

日本は町によって、規制が違うなんてありまありませんが
アメリカは町によって規制や条件など大きく異なります。
免許書などもそうですね。日本国内のであれば同じ免許ですが、
カナダは州によって違います。
僕もアルバータの免許はもっていましたが、その他の州の免許はないので
引越したら取り直しです。

このように、大きいからこそひとつの国でも全く違うのです。
言葉も違うし、習慣も違います。
アメリカ性の個人による意欲と自由の発想が、グラフィティを世界に広げたのかも
しれませんね。

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これまでのバックナンバーはこちら⇒
<新ブログ>http://www.jimule.com/graffiti_blog/
<旧ブログ>http://www.jimule.com/blog/blog.htm

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グラフィティ調のデザインを扱っていますので、オフィシャルサイトも是非ご覧下さい。Jimule

http://www.jimule.com/
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【2011/08/27 09:14 】 | グラフィティについて | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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